関西船キス釣りの難しさ①

ポール梅園です。
昨日、船のキス釣りは難しいと言いましたが、なんで難しいのか?

関東と関西では同じ船のキス釣りでも、釣り方がちょっと違います。
私は主に須磨・姫路の家島でキス釣りをしますので、関西流の船キス釣りメインとなり、関東の船キス釣りは数えるくらいしかしたことがありません。

関東(東京湾)のキス釣りは比較的浅場、10〜20メーターくらいの深さのポイントが多いと聞きます。
それゆえに、1.8メーター前後のキス専用竿で、天秤仕掛けに15号くらいの軽いオモリをつかって、小型スピニングリールで、軽くチョイ投げして、サビキながら船下まで誘いをかけていく釣りのようです。

一方、関西(大阪湾〜播磨灘)の船キス釣りは、時期によっても多少の違いはありますが、基本的に深場の釣りがほとんど。
ですから、天秤仕掛けでオモリは30号を使います。
また、深場ですから、キャストしてもあまり意味がないので、船の真下で誘いをかけていく釣りになります。

キス釣りでキモとなるところはこの誘い。
誘いのパターンもいろいろあるのですが、基本は底ダチしたら、オモリで底を5〜10回ほどトントン叩き、その後、30〜50センチほどかるーく聞き合わせをしていく感じです。

活性の高いときならば、誘い中にもアタリは出てきますし、聞き合わせをしたときにブルブルっとキス特有のアタリが出るケースが多いです。
1日を通して、キスのアタリが出る誘いのパターンが変化していきますので、その変化をとらえて、誘いを変えていくことが重要かと。
パターンの変化にうまくはまって対応できれば、他の人の3倍近く釣れたりするのが、キス釣りの特徴ですね。してやったり・・みたいな(笑)

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次回は私が作っている仕掛けや誘いのパターンについて紹介したいと思います。

写真は須磨沖のキス。良型、20〜25センチ前後がよく釣れます。

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