2017年9月3日・明石海峡ハマチ釣り

ポール梅園です。

昨日、一年ぶりとなる明石海峡のハマチ釣りに行って来ました。
当地におけるハマチ釣りはジギングや餌釣りになりますが、私がやる釣り方は餌釣り。
ハリス6〜10号程度の胴付一本針に活きた小アジを餌にして、明石海峡の鹿の瀬や明石海峡大橋近辺の青物ポイントでハマチやメジロを狙います。

餌となる小アジは自分で餌釣りをして調達しなければなりません。
ここがまたこの釣りの面白いところ。
出船後、まずは小アジのポイントでサビキ釣りをして、最低20匹は確保しておきたいところ。

小アジが思うように釣れないと、船頭さんは苦労します。
今の時期は割と楽に小アジが釣れるのですが、釣れない時は餌釣りに時間がかかってしまい、本命のハマチ・メジロを釣る時間が短くなってしまうのです。

この日は6時に出船。
6時半頃から淡路・岩屋の防波堤に近いポイントで餌の小アジ釣り開始。
これがなかなか楽しい。
サビキ仕掛けを投入直後から、小アジが鈴なりに連れ出し、ものの10分ほどで最低確保しておきたい20匹をクリア。
6時50分ごろに餌釣り完了し、おおよそ50匹は確保したかな・・・
一安心。

餌釣りで釣れる小アジは2種類あり、マアジとマルアジ(青アジとも言う)が釣れますが、マルアジの方が青物を釣るのに良いと言われております。
マルアジの方が動きがすばしっこく、ハマチやメジロにアピール度が高いからとか、マアジに比べてマルアジの方が体高が低いため、ハマチ、メジロが飲み込みやすいからだとか・・いろんな説があるようです。

餌釣りのサビキ仕掛けは市販のもので十分ですが、ハリス0.8号くらいのものを使うと良いでしょう。
サビキ仕掛けもいろいろ種類があり、選ぶのに迷うかもしれません。
サビキが合わないと、他の人が釣れているのに、自分だけ全然釣れなかったりすることがあります。
サビキに使われている皮の種類によってどうやら喰いに影響が出るみたいですが、どの仕掛けを選べばいいかわからない場合は、釣り船屋さんにあらかじめ聞いておくと良いでしょう。
私が使っているサビキ仕掛けは、白いハゲ皮のサビキですが、いままでのところ、ハゲ皮のサビキで釣れなかったことはないのでオススメです。

餌釣り終了後、一路、青物の一級ポイントである、明石海峡鹿の瀬へ。
7時半頃から実釣開始・・・
潮があまり動いておらず、船中誰もヒットせず。
8時半ごろくらいから・・潮が流れ出し、いよいよ釣れるか・・・と期待、期待。
すると・・・私の竿先が・・・フワフワしだした!!!
そして、竿先がちょっとづつ持っていかれる。
これは、青物が餌の小アジを飲み込もうとしているサイン。
しかし、ここはじっと我慢の子。完全に竿が食い込むまで待ち、合わせは禁物。
というより合わせは必要ないですね。
食い込みかけの際に合わせても、すっぽ抜けし、針がかりすることはありません。
じっくり食わせてやることが重要です。
すると・・・・ゴウウウウウウウウウウウーンと竿先が海面にツッコミ、青物らしい暴力的な引きが!
「いやああ、、やっぱ青物楽しいかも!」と青物の豪快な引きを楽しんで、船頭さんにタモ入れしてもらいました。

 

 

 

 

うん、まだハマチと呼ぶには微妙なサイズ、これはツバスだな(笑)
関西では40センチ未満をツバス、40〜60センチをハマチ、60〜80センチをメジロ、それ以上のサイズをブリと呼んでおり、いわゆる出世魚です。
ツバス=関東で言うところのワカシですね。
サイズ的には不満が残りますが、まあ、一年ぶりの青物だし、何と言っても明石海峡のツバスは意外と脂が乗っていて美味いんですよ。
家に帰ってからさばくと、やはり思った通り、案外脂が乗っており、美味しかったですよ〜

結局、この日はこの1匹で終了し、撃沈気味(笑)
トップの人で4匹。
潮がゆるかったからしょうがないか。
次回に期待!