厳しい明石海峡の船メバル釣りについて-その1

ポール梅園です。
私は釣りが大好きですが、その中でも乗合船の釣りに特化して釣行しております。
メインフィールドは須磨〜明石、明石海峡の船釣りです。
この海域、いろんな魚が釣れるのですが、12月末〜5月頭まではメバル、5月〜8月はキス・マダコ、8月〜12月はタチウオ、アオリイカというサイクルで季節の釣り物を追っかけて行っている感じです。
たまに遠征して、和歌山や徳島まで釣りに行くこともありますが、基本は明石海峡。

その中でも私が一番好きな釣りが冒頭のタイトルにもあるメバル釣りです。
ただし、このメバル釣り、釣り人を楽しませてくれる一方、非常に繊細な釣りであり、我々メバル釣り愛好家を苦しめる釣りでもあります。

船のメバル釣りは、ポイントになる漁礁や磯に向かって、船がピンポイントに入っていき、メバルが付いている漁礁や磯などの岩礁帯(これを総称して磯と呼ぶ)に仕掛けを通すことができれば・・・釣れます。釣れるはず(笑)
ただし、磯の高さには注意しなければなりません。
水深は当然、一定してませんし、メバルが付いている磯は低くて1メーター、高ければ10メーター近く、駈け上がることもありますから、仕掛けをベタ底でひきづっていると、たちまち根掛かり、仕掛けがパー、そして磯を通り過ぎてしまい、メバルさんも釣れませんでした・・・となるからです。
メバルは基本、海底のベタ底にはおりません。通常、1メーター上、活性が高くなってくると浮きます。浮く時は10メーターくらい、海底から浮きます。

仕掛けは疑似餌をつかった、メバルサビキといわれるもの、あるいは昔ながらの餌を使った胴付仕掛けを使います。

竿は3〜5メーターくらいまでの、胴調子のメバル専用竿。
リールは小型両軸に道糸はPEの0.8ないし1号を150メートルも巻いていればいいでしょう。

そして、上記のようにポイントに入る前にきっちり餌つけ、あるいはサビキを放り込む準備をしっかりして、「やってください」の合図とともに、仕掛けを海中に投入して、底取りして、リールを3回転、海底から2メーターほど巻あげとけば、磯に当たると釣れるはずなんですがね・・

しかし・・・明石海峡のメバル・・
近年、なかなかに厳しい釣りになってます。
一言で言うと・・・・釣れない・・
私が明石海峡のメバル釣りを本格的に始めたのは、2013年のシーズンからでした。
当時私が乗っていた船では、疑似餌の仕掛け、その中でもワームという、2センチほどの緑色の疑似餌を、胴付7本バリ(針の本数はお好みで調整)の仕掛けに刺したワーム仕掛けでのメバル釣りが流行っていました。
この年は私自身、メバル釣りを始めて間もなかったので、あまり思うように釣ることができませんでしたが、メバル釣りって難しいつりだよな〜という印象しか残りませんでした。

2014年、2015年シーズンは多少は上手くなってきたのか、それなりに釣れるようにはなってきましたが、とにかく、食いが悪い。
鳴門海峡や他の地域でのメバル釣りは、好調であれば少なくとも二桁は釣れるんですが、この明石海峡、二桁行くことあまりないです。
もちろん名人さんたちは釣る人もいますが・・基本は二桁を目標に頑張る釣りです。
他の地域に比べ、メバルの魚影が薄いからだという人も多いですが、僕が思うに、他の地域に比べて、メバルの活性が低いんでしょうね。すぐにスレてしまう。

まずもって、乗合船の数が多い、そして船も大型船が多いので、乗船している釣り人も多い、ポイントとなる磯は入れ替わり立ち替わり、攻められる・・となると、ちょっと活性が上がっていたメバルもすぐ魚探の反応から消えてしまう・・ということだと思います。

さて、今日はこのくらいにして、次回はさらに厳しくなったと思われる、2016年の明石海峡メバル釣りについての報告をしたいと思います〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です