うーん、いよいよメバルスランプ期がやってきたか・・・?

ポール梅園です。
2017年の明石海峡船メバル、出だしから例年よりは結構好調な感じ・・・というか、好調な気がします。
かといって、鳴門海峡メバルみたいに釣れるわけではないですが、退屈しないくらいに釣れる・・・何よりも、今年は魚探にうつっていれば・・
すなわち・・
船頭さんが・・・
「ここらからですよね・・・今、底21メートルくらいなんですが・・3メーター上くらいから・・16メーターくらいのところまでですかね〜」
という、いわゆる魚探に反応出てます的なアナウンスがあると、それなりに釣れるんですよ!

近年の明石海峡メバル・・・
魚探に映ってても・・・釣れない・・「はあ・・・ええかげんにせえよ!!!」
ってのがデフォルトですから・・
今シーズンのように、映ってて、ちゃんと釣れるってだけでも感動ものですよ。

しかし・・・まちがいなく、明石海峡メバル・・・シーズン1回は、いわゆるメバルスランプ期・・・だいたい2月に入ってからですが・・ワンシーズンに一度は訪れる、厳し〜い厳し〜い・・下手したら坊主覚悟の・・神経をすり減らす時期が訪れます。

比較的好調な今シーズンも・・いよいよやってきたようですね。
メバルスランプ期・・・
先日・・・5匹で終了!!!!!!!!!!!!!!!1
ですがね、5匹でもいいんですよ・・・
昨年2016年シーズンの地獄のようなシーズンに比べれば、メバルスランプ期に入ったと言えども、釣れてますからね(笑)

映ってても釣れない・・・いわゆるメバルスランプ期が今シーズンもやってきました。
ただ、個人的に思うのは・・このメバルスランプ期のメバル釣りをぜひとも経験していただきたいってことです。

厳しい厳しい、坊主覚悟の明石海峡のメバルスランプ期のメバル釣りを経験すれば・・春先からの活性が高くなるメバル釣りでは・・まちがいなく、あなたは竿頭!

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厳しかった中で釣った、5匹のメバル達(笑)

明石海峡メバル仕掛け③

ポール梅園です。
今回は告知通り、メバル仕掛けにおける疑似餌仕掛けについてお話しようかと・・・

明石海峡の船メバルにおける仕掛けの派閥と釣方

1. 餌釣り派による胴付仕掛け
これは前にもお話ししたように、活き餌によるメバル釣りの基本的な仕掛けです。
伝統的な釣り方であり、個人的な感想として、活性が低い時でもそれなりに釣れる、安定感がある釣り方なんじゃないかと。
私個人はこの餌釣り胴付き仕掛けでの釣り方が一番多いですね。
明石海峡のメバル釣りは・・
1月・・・シラサエビ
2月・・・シロウオ
3〜4月・・イカナゴ
5月・・・シラサエビ
6〜7月(夜釣り)・・・アオムシ
と季節を追うごとにベイトが変わっていくのに合わせて、餌も変わっていくところが、季節を感じ、面白いところですね〜
私の場合・・・
幹糸・・1.2号
ハリス・・0.8号
枝間・・75センチ
ハリス長さ・・50センチ
メバル針4号の4本針仕掛け
で仕掛けを自作しております。

2. 疑似餌派によるメバルサビキ、ワーム仕掛けなど
さてここからが本題なんですが・・・疑似餌仕掛けですよ。
以前の記事でも書きましたが、メバルの活性が高く、特に浮き気味な時は手返しの速さ、追い食いのしやすさ・・で疑似餌仕掛けが有利になることがあります。
疑似餌の仕掛けとしては、一番有名なメバルサビキ仕掛けがあげられます。
ただ、私は疑似餌仕掛けで狙う時もあまりサビキ仕掛けを使うことがないので・・・どれがオススメか・・ってのは正直、言及できないですが、神戸市長田区のとある釣具屋さんのオリジナルメバルサビキが一番安定してるんじゃないかと思いますね。
サビキ仕掛けの他にもう一つ・・・
それはワーム仕掛けです。
ワーム・・聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、エビっぽい感じの小さな餌を模した疑似餌です。

ワーム・・・

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人によっては海苔を模したものだとか、小さなエビだとか・・・
いろんな声がありますが・・・
こんなんでメバル釣れちゃうんですよ。

このワームを使った、
胴つき6〜8本針、針はやはり小さめのメバル針4号くらいで、針の軸にまっすぐ刺してやった、仕掛けで、釣れる時はかなり釣れます。
ただ、僕の経験上・・・サビキ仕掛けよりも・・・ポイントによって、釣れる・釣れないの差が激しい・・ただ、釣れる時は爆釣する・・・というイメージですね。
ワーム仕掛けの場合・・・
幹糸・・・1.2号
ハリス・・0.8号
枝間・・・65センチ
ハリス長さ・・18センチ
針・・メバル針4号程度の小さな針・・・・
以上で自作してます。

このワーム仕掛け、私が・・今は廃業してしまった、須磨の船で、師匠・超名人から教わった仕掛けです。
この他にも・・実はいろいろ教えてもらってるんですが(笑)
またの機会に・・・・

明石海峡メバル釣りヒットの瞬間

ポール梅園です。
今回はメバル仕掛けについて・・・書くつもりでしたが・・・
とりあえず次回にします。
今回は・・先日、メバル釣行に出かけたんですが、知人からヒット瞬間の動画を依頼されてました・・
自撮りなんで、そんな余裕ないよな〜と思いつつも、この日はなかなか好調でしたので、なんとか撮れました・・
この動画は24秒付近で前あたり、26秒に本あたりですね・・・

一方・・

36秒であたるも、本あたりに持ち込めず・・・
お下品なことにアタリの直後に「チッ」と舌打ち(笑)

いや〜メバルは本当に楽しいですね。
この日は結構浮いてました。
底2メーター切って、5メーターの仕掛けの一番上針にかかったりしてましたから・・・

やっぱ、今シーズンは好調かも。

明石海峡メバル仕掛け②

ポール梅園です。
前回は明石海峡メバル釣りにおける餌釣り派と疑似餌派に着いてのお話をしましたが、今回はもうちょっと詳しくお話しようかと・・・

私は基本餌釣りで釣ることが多いのですが、メバルの活性が高く、いわゆる「喰いが立っている」状況においては、手返しの点からも疑似餌の仕掛けが有利になることがあります。

餌釣りの場合、慣れていないと手返しが悪くなり大変なんです。
メバル釣りは磯を当てていく釣りなので、ポイント到着後、船頭さんの合図とともに仕掛けを餌がばっちり付いた状況で放り込んでやらないと、メバルが付いている磯に近づいても、仕掛けを通してやることができず、結果・・・「釣れね〜」ということがありがちです。
僕もそんなに手返しがいい方ではないのですが、やはり餌釣りの安定感からほとんど餌釣りで通します。

仕掛けは自作しますが、幹糸1.2号、ハリス0.8号、枝間75センチ、ハリスの長さ50センチの4本針、針は小さめの4号・・・これが基本です。
というか、面倒くさいのでこの仕様しか作りません。

船頭さんの合図までに活き餌(シラサエビやシロウオなど)をバッチリつけてやって、合図と同時に投入、磯の高さ(船頭さんが知らせてくれる)を考慮しながら、基本底取り後、2メーター切っておけば、磯にメバルの反応(魚探)があれば・・・釣れるはずなんですがね・・・
今年はやはり、例年より好調な気がします。
メバルの反応が魚探に映っている場合は大体釣れますから・・
例年は映ってても釣れないことがあったりして、「ああ、今年も厳しいよな〜」って思うことが多いのですが、今年は一応つれますから(笑)

シビアな明石海峡メバル・・・このままの調子をキープしていただきたいものです。

次回は疑似餌について書くつもりです。

明石海峡メバル仕掛け①

真面目にブログ書いていかなあかんと反省しているポール梅園です。
本日2回目連投のブログです〜

明石海峡における、船メバルの仕掛け・・・
疑似餌・サビキ派と餌釣り派、どっちもやりますっていう臨機応変派の3つに分けられると思います。

僕は・・・須磨の乗合船で船メバルを始めたんですが・・
その船は、サビキ・あるいはワームという疑似餌を使った仕掛けで釣る人が主流派で、僕もその流れで疑似餌・サビキ派でメバル釣りを始めましたが・・・
数年前にその乗合船が廃業してしまったので、今は明石の船に乗ってます。
今の明石のメイン船、圧倒的に常連さんが餌釣りの人が多く、その影響を受けた僕は、今ではすっかり餌釣り派になってしまいました(笑)
船によって、餌釣りメインの釣り人が集まる船、疑似餌メインの釣り人が集まる船・・・どっちもっていう船、色濃くわかれるようですね〜

どちらも楽しいですが、私が今やっている、餌釣りの場合、
餌の方が何といっても活きている餌ですから、活性が低い場合でもなんとか釣れる・・・という安定感が捨てがたいです。

活性が高い時は往々にして、サビキをはじめとした疑似餌仕掛けの方が、手返しもよく、いわゆる追い食いでの連掛けもできるのですが・・・

餌釣りの安定度の高さでこのところずーっと餌釣りで通している私です。
今日のところはこの辺で・・
次回以降、餌釣り仕掛けと疑似餌仕掛けについて、お話しようと思ってます〜

いよいよ奴らとの闘いが・・・

ポール梅園です。
タイトルのごとく、いよいよ始まりました。
そう、それは明石海峡メバルですよ。
1月末に今シーズン初のメバル釣りに出かけましたが、二桁越えの15匹とまずまずの釣果。
今シーズンは出だしが例年より好調な模様。
期待大!です。

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厳しい明石海峡の船メバル釣りについて-その2-2016年シーズンについて

ポール梅園です。
さて、前回は明石海峡における厳しいメバル釣りについてお話ししましたが、今回は2016年シーズンの現況についてお話ししようと思います。

今シーズンは2015年12月末に開幕。
メバル釣りはシーズン初っ端は結構楽に釣れるんですよ。
例年のごとく、そこそこに釣れました。
通常、シーズン初っ端は釣れるんですが、年明けくらいから一息ついて、2月期は産卵後ということもあり、かなり活性が低くなって、厳しーいメバル釣りになります。
3月になると産卵後の体力回復、そして餌となるイカナゴが出回り始めるので、活性が高くなり始め、4月後半くらいまでは、イカナゴを餌としたイカナゴメバル釣りで、パワフルなメバルとのやり取りを楽しむことができるハイシーズンに突入します。

この時期のメバルは体力が回復して、すこぶるパワフルになっていますから、0.8号のハリスだとぶち切られたりして、ヒヤヒヤドキドキです。
この時期のメバルは1号のハリスにしておく方が無難でしょう。

今シーズンは・・・・僕の場合・・こんな感じでやっています。
1月・・例年通り(餌はシサラエビ)
2月・・厳しいながらも例年通り(餌はシロウオ)
3月初旬・・厳しいなあ、そろそろ活性高くなってきてもいいのに〜(餌はシロウオ)
3月中旬・・厳しいな、イカナゴ回ってなのかな?(餌はシロウオ)何かおかしいな。
3月後半〜4月初旬・・活きイカナゴでもさっぱり釣れないし、ダメだこりゃ(餌はシラサエビ)

そう、イカナゴを餌にしても釣れないんですよ。
話に聞くところによると、イカナゴも不漁で、そもそもベイトとしてイカナゴが回ってないのでは?ということらしいです。
つまりは・・昨年と状況が似てるのでは?
昨年(2015年)もあまりイカナゴで釣れなかったんです。
イカナゴで釣れないので、サビキやワームといった疑似餌で試したところ、そこそこ釣れたものですから、「あ、イカナゴいないんだ=メバルがイカナゴに反応しない」という確信を強くし、それ以降はイカナゴは使わず、疑似餌だけで通したシーズンでした。

それと同じ現象が・・今年も起きているのか?
そう思った私は、あえてイカナゴを使わず、サビキやワーム、餌釣りではシラサエビ、シロウオを使ってみたところ、厳しいながらも釣り上げることができています。

やっぱりイカナゴがベイトとして回っていないんだな〜
困ったものです(笑)
本来ならメバルが勇みたって、どんどん活性が上がっていく一番面白い時期なのに全く釣れないという・・・
3月後半から4月頭にかけての、須磨〜明石にかけての乗合船のメバル釣果は、どこの船も壊滅状態。0〜多くても5匹までといったところです。
本当に厳しい。

しかし、昨日4月14日の須磨・仙正丸さんの釣果報告を見たらビックリ。
トップが26匹も釣ったみたいですよ!
遅ればせながら釣れ始めたのか???
今週末の釣行が正念場ですね。
がんばります(笑)

 

厳しい明石海峡の船メバル釣りについて-その1

ポール梅園です。
私は釣りが大好きですが、その中でも乗合船の釣りに特化して釣行しております。
メインフィールドは須磨〜明石、明石海峡の船釣りです。
この海域、いろんな魚が釣れるのですが、12月末〜5月頭まではメバル、5月〜8月はキス・マダコ、8月〜12月はタチウオ、アオリイカというサイクルで季節の釣り物を追っかけて行っている感じです。
たまに遠征して、和歌山や徳島まで釣りに行くこともありますが、基本は明石海峡。

その中でも私が一番好きな釣りが冒頭のタイトルにもあるメバル釣りです。
ただし、このメバル釣り、釣り人を楽しませてくれる一方、非常に繊細な釣りであり、我々メバル釣り愛好家を苦しめる釣りでもあります。

船のメバル釣りは、ポイントになる漁礁や磯に向かって、船がピンポイントに入っていき、メバルが付いている漁礁や磯などの岩礁帯(これを総称して磯と呼ぶ)に仕掛けを通すことができれば・・・釣れます。釣れるはず(笑)
ただし、磯の高さには注意しなければなりません。
水深は当然、一定してませんし、メバルが付いている磯は低くて1メーター、高ければ10メーター近く、駈け上がることもありますから、仕掛けをベタ底でひきづっていると、たちまち根掛かり、仕掛けがパー、そして磯を通り過ぎてしまい、メバルさんも釣れませんでした・・・となるからです。
メバルは基本、海底のベタ底にはおりません。通常、1メーター上、活性が高くなってくると浮きます。浮く時は10メーターくらい、海底から浮きます。

仕掛けは疑似餌をつかった、メバルサビキといわれるもの、あるいは昔ながらの餌を使った胴付仕掛けを使います。

竿は3〜5メーターくらいまでの、胴調子のメバル専用竿。
リールは小型両軸に道糸はPEの0.8ないし1号を150メートルも巻いていればいいでしょう。

そして、上記のようにポイントに入る前にきっちり餌つけ、あるいはサビキを放り込む準備をしっかりして、「やってください」の合図とともに、仕掛けを海中に投入して、底取りして、リールを3回転、海底から2メーターほど巻あげとけば、磯に当たると釣れるはずなんですがね・・

しかし・・・明石海峡のメバル・・
近年、なかなかに厳しい釣りになってます。
一言で言うと・・・・釣れない・・
私が明石海峡のメバル釣りを本格的に始めたのは、2013年のシーズンからでした。
当時私が乗っていた船では、疑似餌の仕掛け、その中でもワームという、2センチほどの緑色の疑似餌を、胴付7本バリ(針の本数はお好みで調整)の仕掛けに刺したワーム仕掛けでのメバル釣りが流行っていました。
この年は私自身、メバル釣りを始めて間もなかったので、あまり思うように釣ることができませんでしたが、メバル釣りって難しいつりだよな〜という印象しか残りませんでした。

2014年、2015年シーズンは多少は上手くなってきたのか、それなりに釣れるようにはなってきましたが、とにかく、食いが悪い。
鳴門海峡や他の地域でのメバル釣りは、好調であれば少なくとも二桁は釣れるんですが、この明石海峡、二桁行くことあまりないです。
もちろん名人さんたちは釣る人もいますが・・基本は二桁を目標に頑張る釣りです。
他の地域に比べ、メバルの魚影が薄いからだという人も多いですが、僕が思うに、他の地域に比べて、メバルの活性が低いんでしょうね。すぐにスレてしまう。

まずもって、乗合船の数が多い、そして船も大型船が多いので、乗船している釣り人も多い、ポイントとなる磯は入れ替わり立ち替わり、攻められる・・となると、ちょっと活性が上がっていたメバルもすぐ魚探の反応から消えてしまう・・ということだと思います。

さて、今日はこのくらいにして、次回はさらに厳しくなったと思われる、2016年の明石海峡メバル釣りについての報告をしたいと思います〜